禁断の果実が一番甘美な世界で、タブーな欲望の物語が繰り広げられる。年下の男に疼く義母が、義理の息子に狙いを定める。夫の不在は憧れを高めるばかりで、若い男との熱い出会いへと導かれる。義母と義理の子の禁断の愛が火をつけ、あどけなさの余地がなくなる。本能の衝動に身を委ねるにつれて、家族と欲望の境界線がぼやける。二人の情熱の最中に捕まった義妹は、タブーの試みが展開するのを眺めることしかできない。混沌に気づかない義兄は、屋の下で繰り広げられる禁断の愛の営みに気づいていない。遠く離れ離れ離れになった義母が不倫の激しさを掴めない。欲望と欲情と、家族線のぼやけた物語だ。ルールを破り、情熱が至高の支配をするタブーの奥への旅路程。.